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「花物語」とは、山本夏子の花の絵と、母・芳子の詩やエッセイとで、季節や日常の姿を綴る世界。1999年に企画した、花のスケジュール手帳から始まったブランドです。毎年発行している手帳ほか、一筆箋や絵葉書などにも展開しています。今回は、2005年の手帳に掲載された絵とエッセイをご紹介します。
仕事を終えての帰り道
ふと見つけた小さな公園
おしゃれなブランコもあって
今は私のお気に入り
季節は てまりかんぼく 秋のバラ
都会のネオンに照らされて
面影のように浮かび上がる
ブランコから見つめた
遠い彼方の思い出